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父:ハーツクライ
母:プレイガール
母の父:Caerleon
血統的な魅力
日本競馬界に数多の活躍馬を送り出してきたSun Princess牝系の出身。フサイチコンコルド、アンライバルド、ヴィクトリーといったクラシックレース勝ち馬や、中長距離路線で活躍したリンカーンなどを輩出しています。500万条件の身で引退したミラクルアドマイヤは種牡馬として、G1レースを2勝したカンパニーを出しています。最近現れた大物は、2017年のダービートライアル青葉賞をレースレコードで快勝し、日本ダービー本番では1番人気に支持されたアドミラブルが挙げられます。
この牝系の特徴のひとつとして、トニービンとの相性の良さが挙げられます。本馬の母プレイガールはトニービンの血を持っていませんが、父のハーツクライからその血を取り込んでいます。
また、欧州マイラータイプ(Lyphard、Miesqueなど)の血を持つ繁殖牝馬とサンデーサイレンス系種牡馬との組み合わせからは活躍馬が多数生まれています。本馬の母プレイガールは父にCaerleon(産駒が日本のマイル戦線で活躍)を持つため、ハーツクライとの組み合わせは相性が良いといえます。
すでに1400mの重賞で優勝している本馬。さらなる大舞台での活躍を期待しています。